犬の鞭虫症(べんちゅうしょう)とは
犬の鞭虫(べんちゅう)症は鞭虫という寄生虫が、犬の盲腸に寄生して、栄養不良や貧血、腸炎などを引き起こす病気です。鞭虫の大きさは、5cmくらいです。鞭虫の卵は便と一緒に排出されます。その便などに汚染された食器を舐めたり、便を舐めたりすると感染します。
症状
犬の鞭虫が寄生しているときは、軟鞭をしたり、血便をしたりします。鞭虫の数が少ないときは、特に症状はでません。鞭虫の数が増えると、食欲がなくなったり、常に下痢をしたり、だんだんと痩せてきます。
治療方法、予防方法
治療方法は動物病院で駆虫薬を飲ませてもらいます。2週間~3週間くらい毎日飲ませることによって、完治します。皮下注射によって、対応するケースもあります。また、症状によっては栄養補給などを行なう場合もあります。