エキノコックス症

エキノコックス症とは

エキノコックス症は多包性エキノコックスの幼虫によるもので、多くは北海道に分布しています。キタキツネ、ネズミ、犬などに感染します。ネズミとキタキツネの間で感染が繰り返されているようです。人間への感染は、エキノコックスにかかっているキツネや犬などの便から虫卵が排出され、その虫卵が何らかの形で口から入ることによって感染します。

エキノコックスの症状

エキノコックスの症状は、動物では多少の下痢は見られますが、ほとんどが無症状です。人間に感染した場合は、お腹の不快感や肝機能障害が見られます。感染後、数年経ってから症状が出る場合が多いようです。

予防方法

日常的な予防としては、清潔な環境を保つことが必要です。