犬のがんとは
このページでは、骨の腫瘍について説明いたします。骨の腫瘍で多いのは、骨肉腫(こつにくしゅ)です。比較的大型犬の前足に発症しやすいです。歩き方に異変が出たら、すぐに診察を受けてくださいね。
症状
症状としては、歩き方がおかしくなります。足を引きずるように歩きます。また、足に腫れが見られます。外傷やねんざしたような原因がないのに歩き方がおかしくなっている場合は、骨の腫瘍の可能性があります。
骨腫(良性)
※骨のかたまりが徐々に大きくなります。基本的に手術が必要です。
骨肉腫(悪性)
※内臓に転移しやすいガンです。早期発見が、重要になります。
軟骨肉腫(悪性)
※軟骨成分から発生するガンです。腫れが見られ、歩き方に異常がでます。
診断方法は、X線検査と骨の異常部分を採取しての検査になります。
治療方法
基本的に、早期発見が重要になります。早期発見の場合は、骨の移植などが行なえますが、ひどくなると、足を切断することになってしまいます。手術後は抗がん剤での治療が必要になります。歩き方がおかしい場合や、足に腫れが出ている場合は、すぐに診察を受けてください。数日の遅れが命にかかわります。