犬の回虫とは
犬の回虫はミミズのような白い糸状の寄生虫が腸内に寄生する病気です。犬の回虫症は本当に多いです。不衛生な繁殖をしているところでは、子犬に回虫がいる場合が多いです。きれいにされているところでもまれに回虫はでます。駆除はカンタンですので、回虫が見つかった場合は、すぐに駆除してあげてくださいね。駆除しないと回虫が腸内で増え続け、愛犬が死亡する場合もあります。
症状
犬の回虫症は回虫の数が少ない場合(初期)はほとんど犬には症状がでません。子犬の場合で回虫がたくさん寄生してくると、お腹が膨れ、下痢をしたり、嘔吐物の中や便の中から回虫が見つかる場合もあります。食べても食べても痩せたり、子犬の場合で体重が増えない場合は、回虫症の可能性がありますので、早めに獣医さんで診てもらって下さいね。感染は回虫の卵などを含んだ便や嘔吐物などを食べたり舐めることによって感染します。
治療方法、予防方法
治療方法は動物病院で駆虫薬(虫下し)を飲ませてもらいます。通常は1週間~10日くらいの間隔をあけて、2回~3回飲ませて完了です。市販の犬用の駆虫薬も販売されています。以前は、コンバントリンという人間用の駆虫薬が非常に有効で、薬局などで販売されていたのですが、現在は医者の処方が必要になりましたので、購入できなくなりました。回虫症の疑いがあるときは動物病院で診察してもらうことをお薦めします。