カンピロバクター症とは
カンピロバクター症はカンピロバクター・ジェジュニとカンピロバクター・コリという細菌による感染症です。豚やニワトリや牛の腸内に分布していますが、もちろん、犬や猫の腸内にも分布しています。人間にもうつる病気です。犬の場合は特に子犬がよく保有しています。感染経路は動物同士は便や共有するえさ等から感染します。人間へは、菌に汚染された井戸水、食品(豚肉)から感染したり、菌を保有している犬や猫との接触によって感染します。
カンピロバクターの症状
カンピロバクター症の症状は犬の場合は下痢をおこし、体重が低下します。人間にうつった場合は、潜伏期間は2日~1週間くらいで、発熱、腰痛、頭痛などがみられ、腹痛や嘔吐、下痢などが続きます。腸炎や関節炎を併発することもあります。
予防方法
日常的な予防としては、清潔な環境を保つことが必要です。細菌をしっかり除菌してください。