犬の椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)とは
椎間板ヘルニアは、背骨の椎間板と呼ばれる軟骨に強い力がかかったり、老化などにより骨が変形すると、椎間板の内容物がはみだし、脊髄(せきずい)を圧迫します。
症状
椎間板ヘルニアはさまざまな症状がありますが、痛みと麻痺が特徴です。腰などに多くあらわれますが、首の付け根にも症状が出ることもあります。ひどくなると運動が困難になり、散歩なども苦痛になります。
予防方法、治療方法
予防方法は、ソファーなどからジャンプさせない、階段を上らせない、フローリングなどを滑らなくするなどです。散歩のときに無理やり引っ張ったりする行動も危険です。治療方法は動物病院で内服薬を処方してもらいます。ひどい場合は手術をすることもありますが、手術しても完治しない場合も多いです。椎間板ヘルニアの症状が出たときは薬を飲んで、できるだけ安静に生活させてあげてください。